今回は(も)いろいろ大変ではあったけれど、現場の監督さんとは良い出会いがあった。
我が子のように建築を扱っている監督さんには、頭が下がる。
職人さんが皆帰り、だれもいなくなった現場で、独り、玄関をほうきで掃いていて、途中コンクリートのちょっとしたバリ(*1)を見つけると、丁寧にヘラでハツっ(*2)たりして、終わるとまたほうきで掃き始めて
・・・監督さんのそんな姿をこっそり見てると、建築に対する思いと、尊敬と、感謝で、とにかく頭が下がる。
こういう人が居て、良い建物は出来る。
画:hiromichi yasuda
*1)ばり・・・材料を加工する際に発生する突起
*2)ハツル・・・のみの様なものでコンクリートを削る。