環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2014年4月30日水曜日

いくつになっても、おっかない人がいる。

いくつになっても、おっかない人がいる。
建築界では、篠原一男さんはその一人だ。

もう亡くなられたけれど、未だに「シノハラ・・」と口にしただけで、ちょっと脈拍が上がってしまうような畏敬の念を感じてしまう人。

今、上海で大きな展覧会をやっている。僕の設計の師である高橋夫妻が行かれて、そのお土産話と共に「篠原一男」さんの言葉が記された手帳を頂いた。

それは2cm程の厚みがあって、ほとんど白紙だけれど12ページ中の1ページ、篠原一男さんの言葉が書いてある。だから、パラパラめくっていると突然、篠原さんの言葉にぶつかる。

例えば
「日常化してしまったふやけた連続性は破壊していかなければならない」 と・・

やっぱり、背筋が伸びる。







2014年4月27日日曜日

初めて、眼鏡スーパーに行った。

昨日、眼鏡スーパーに行った。

子供の頃から目には自信があって、裸眼で両目とも1.5。調子がいい時は最も小さい[C]がくっきり見えたのだが・・・・

近頃、手元がすっかり見えなくなってしまった。
人はそれを「ローガン」という・・らしい。
何ともイヤな響きで、認めたく無かったのだけれど、流石に仕事に支障が出て来て、100円ショップで「ローガンキョー」なるものを買う。
が、、、近くは見えるが遠くは見えず、眼鏡を付けたり外したり。
しかも外した時にピントがあわず、疲れが増すだけ。

で、意を決して、眼鏡スーパーに飛び込んだ。

早速目の診断をしくれて、
「はい、あなたに合う眼鏡はコレですね」
と差し出してくれた眼鏡を装着すると・・・・よく見える事。
しかも、100円ショップのとは違い、遠くも見える。

「これは、遠近両用と言いまして、レンズの構造が上と下で違ってまして・・うんぬんかんぬん・・・」
どうやら、レンズの倍率?が眼鏡の上に行く程小さくなって、上を見ると遠くがOK、下を見ると近くがOK、に出来ているらしい。

ちょっとお財布には厳しかったが・・・眼鏡を通したクリアな世界は、やっぱりいい。


画:hiromichi yasuda

2014年4月24日木曜日

職場に赤ちゃん

先日、知人が働くオフィスに立ち寄ると、なにやら柵の様な格子のパーツを組み立てている。
しばらくして出来上がるが、どうやら子供ベッドのようだ。
わけを聞くと、赤ちゃんを育てながら、働くのだと。

あらま。

オフィスは総勢で7・8人程度。出入りも多いが、それでも常時2・3人は居るだろうか。
事務所で子育てをしながら働く・・・・その話を聞いて、なにかイイな〜と思った。

社会的意義もさることながら、職場にお年寄りや、子育て中の女性に加え、赤ちゃんなどいろんな人が居ると賑やかになる。

良い事ばかりでは無いだろうけど、
そうした多様性は、むしろ「職場」という共同体にこそ、
あってもいいんじゃないか、と。
(赤ちゃんも、いろんな人に囲まれて育つのは良いんじゃなかろか???)



画:hiromichi yasuda



2014年4月21日月曜日

英会話が出来ると良いな、と思い・・・

最近、英会話を勉強している。一日15分程度。
どんなに忙しかろうと(暇だろうと)ちょっと時間を作って、ほぼ毎日。
英語が話せたらどんなにか豊かだろう!と、遅まきながら、この歳になって気が付いた訳です。

YouTubeで英語を学べる動画サイトを探していると、
「ネイティブの使うイディオム100」というのがあって、これが初心者でも気軽に始められそうな、しかも長く続けられそうな動画だった。


その第一回目のイディオムが、(rain cats and dogs) というもの。
猫と犬が降る???
・・・

説明を聞くと、大雨、激しい雨、を指していて、
「土砂降り」という意味。

土砂降り???
そうか・・・・英語も日本語も、意図するところは、似てる。

画:hiromichi yasuda

2014年4月18日金曜日

JIAマガジンを読んでいたら・・・

何気なく、JIAマガジンを読んでいたら
「日本中の建築家が中大規模木造建築をつくるには」
という見出しで、構造家の稲山さんのインタビュー記事が出ていた。

読み始めると共感出来る部分が多くて、ああ、そうだよな〜、フンフン!
と、ちょっと興奮してきて、あっという間に読んでしまった。

記事の主旨は、技術の「汎用性」の話。
木造の中・大規模建築は「限られた」技術者によって「特殊」なモノを作る時代から、より汎用性があって、普通に技術を習得した設計者なら誰でも作れるモノになる必用がある・・・という話だった。

現在の問題点が的確に整理されていて、どこをどういじればも設計の敷居が低くなるか?
について、解りやすく解説している。

読み終わった時、稲山さんが持つ社会性というか、無私の精神というか、一人の個人を超えた大きさに、心地よさを感じた。

画:hiromichi yasuda


2014年4月16日水曜日

スッキリした朝

最近、朝、体が重い。
体が重いと気分も重い。

布団にベチャッと体が貼付いたスライムのような感じ?、とにかく重い。

仕事忙しかったし、疲れてるのか?とも思うけれど・・・
考えてみたら、ここ数年、爽快な朝を迎えた事が無い様な気もする。

お目目がパッチリあいてスカッとした気分で迎えた最後の朝は・・・・
いつだったか?
画:hiromichi yasuda

※だれか、スッキリした朝を迎える方法を教えて下さい〜。

2014年4月13日日曜日

土地を診る

友人からの保育園の相談を受け、袋井に行く。

建物を作る前にやらなきゃいけないこと、大切な事がいろいろあるけれど、僕ら設計者にとって「土地」を診るのは、その大切なことの一つだ。

そこにはいろいろな情報があって、例えば、風、日当りから、土地の質、近隣の施設や風景、等々。
保育園という性格上、その中でも近隣の様子はとても気になる。

今回見せて頂いた敷地は、あと2・3年で終わる区画整理中の一角だった。
既に整備が終わっている周辺には、文化施設(長谷川逸子さん設計)、公園、ショッピングセンター、病院、銀行等がある。
これからも人が増えそうな比較的若い町という印象。

大きな川が流れていて空が広くて伸びやかで、保育園にはいい環境だと思った。
画:hiromichi yasuda



2014年4月9日水曜日

すこ〜し肩の荷がおりた。

いつ終わるとも知れず作業を続けるのは流石にちょっとアレだったけど、とりあえず今日、図面を提出したのでずいぶん楽になった。

まだ小さな山はあるだろうけれど、とりあえず先がちょっと見えるだけでずいぶん気持ちに余裕が生まれる。

マラソンランナーでは無いけれど、ゴール間際の峠を越すと、その後は不思議と力が出てくるもの、なんだろう。

・・・・・・・
峠を登ったら、もっと大きな峠があったりして。。。。






2014年4月6日日曜日

アランの幸福論

朝、なんとなくブルーな日って、、ありますよね。
理由も無く、ちょっと鬱になったり。
ま、僕も人並みにそんな日はあるのだけれど・・・

そんな時は、散歩に出るとか部屋の掃除を始めたりすると何となく気分が和らぐのは経験で知っていたけれど、アランの幸福論を読んでいたら、まさにそんな事が書いてあった。
悩みは考えるよりも行動で(例えば体操とかで)解決しましょみたいな、即物的と言うか・・・・今直ぐにでもできる話が多い。

「幸福論」という、何となく幸せそ〜な題名に引かれて読み始めたのだけれども、ブルーな気分の時にはまた読もうと思った。
画:hromichi yasuda




2014年4月3日木曜日

誕生日とグーグル

4月になってもバタバタで、何かに追われてるようでアレなんですが、昨日は誕生日だった。

いつものように、パソコンを開いて、googleの検索画面を見ると・・・???? 
何かいつもと雰囲気が違う。
ケーキでgoogleの文字が描いてある。

まさか・・・・と思って、隣の助っ人さんのgoogle画面を見せてもらうと、普通のgoogleトップページだった。

僕のパソコンの4月2日のgoogleトップページは、、、なんと「お誕生日バージョン」だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
う〜む・・・・・ここまでするか・・・・
でもちょっと嬉しい・・・・・・・・・・

こんな感じじゃなかったですが・・

ps
fecebookでは、皆さんからお祝いのメッセージを頂きとても励みになりました。
どうもありがとうございました。