環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2012年9月30日日曜日

お金は経済の「血液」・・じゃなくて「電車」?

良く聞くのだけれど「お金は経済の血液」とか。
お金が循環することで経済が健全になる事のたとえが血液。

でも、僕は「お金は電車」と思っている・・・???

といっても僕のオリジナルじゃなくて、マルクスの考えだけど・・・
好況時と不況時を、急行電車と鈍行電車に例えている。
例えば、急行電車は「速い」から、横浜-渋谷間を1時間に2往復するとする。
対して、鈍行電車は「遅い」から、横浜-渋谷間を1時間に1往復するとする。

それぞれ一台づつしか走ってないとすると、自由が丘駅で渋谷行きを待っていると「急行」は一時間に「2度」来る。
鈍行は「1度」だけ。
自由が丘駅で待ってる人は、急行電車の方が「たくさん走っている」ように見える。

お金も同じで、好況時にはグルグル動いているから、給料沢山もらって沢山使う、不況時には動かないから、少なくもらって少なく使う・・ように見えるのだと。
お金の総量は変わらなくても。
画:hiromichi yasuda


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