環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2012年8月7日火曜日

室伏さんのお宅「北嶺町の家」見に行く。

建築家の室伏さんはとても気さくな人で、年齢や身分の違いにあまり態度を変え無い。例えばどこかの市長さんであろうと、学生であろうといつもフラットに接している。

今日、取材で室伏さんの自宅を見せてもらった。(勿論ご本人の設計)
明るく、気さくに迎え入れてくれた住宅には、ご自身と同じように年齢を重ねた家具や絵画や小物が数多く並んでいた。

特別整理している訳でもなく、コーディネートされた家具が並んでいる訳でもないのだけれど(むしろ雑多に並んでいるけれど)そこには調和(ハーモニー)があった。

話は飛ぶけれど、オリンピックの陸上競技を見ていた時、思わず目を奪われた瞬間があった。
最後ゴールに飛び込む時、白人も黒人も黄色人もみんなが一緒になって競っている姿がとても美しかった。そこには、富も貧しいも、国籍も、体の色の違いも無い。
人種や体の色の違いを全て認めた上で、一緒にゴールを目指す姿がとても美しかった

上手く説明出来ないけれど、室伏さんや、室伏さんのご自宅に感じた清々しい気分は、どこかそれに似ていた。
画:hiromichi yasuda

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