子供を見ると、優しい目になるのは歳をとったからかもしれない。
昔はうるさいガキだな〜と思っていたのだけれど、最近はダダを捏ねる子供を見ても微笑ましく思ってしまう。
小学校を設計する建築家は、子供に対する優しい視点をもった人が良い。
日土小学校を見て、つくづくそう思った。
丁寧な設計である。
教室を明るくする為の光の取り入れ方、手を洗う洗面台、図書室から小川に張り出したデッキ、ちびっ子達がこの学校で生き生きしている姿が目に浮かぶ。
数多くの建築を見ていると、設計者の性格が分かるようになって来た。
日土小学校を設計した松村正恒さんは、きっと優しくてちょっぴりユーモアのある人だったに違いない。
画:hiromichi yasuda
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