いくつかのギャラリーで、たまたまだけど杉本博司さん設計のギャラリーを二つ見る事になった。
複数廻って気がついた事だけど、杉本さんのギャラリーはしっくりしている・・というか、自然に絵や展示品が収まって一つの空間になっていた。
杉本さんはご存知の通り、建築家では無くてアーティスト。写真や彫刻、絵画と多岐にわたるけど、空間を作るのもとても上手い。
ギャラリーオーナーの話に耳を傾けると、建築家設計のギャラリーは空間だけで成立しているから完成時に、ウワッ!と思うけど、杉本さんのは少し物足りないという。
しかし、作品(絵、写真、彫刻)が納まると「なるほど!」と納得。
絵が[どのように展示されたいか?]を基に空間を設計している・・・・とのこと。
参考になる話だった。
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